何だかんだ推しが好き。

最終的に推しが好き。しか言ってない頭の悪い 文章です。ほぼ記録用。

舞台俳優のおたくがジャニヲタになった話①

自分が何で有岡くんに堕ちたのか残したくて

詳細覚えてるうちに書いとく

 

 

 

昔といってもつい数ヶ月前まで私はある舞台俳優を追っていた。別ページで名前は出したけどこのページではあえて出さないでおく。

 

その舞台俳優は人気なうえに実力もある売れっ子。12ヶ月のうち舞台に出ていない月なんてなく、また一月に2.3作品掛け持ちすることだってあった。

 

観劇、先行に追われる日々だったが推しに会う機会も多いため充実はしていたしお金はないけど推しも仕事に集中しながらもファンを大切にすることを忘れずに活動していたので文句なんてなかった。むしろ推しに休んでほしいというのが一番の願いだった。

 

私は推しをある舞台をきっかけに推しはじめた。その舞台はいわゆる2.5次元舞台であり推しを人気にしたきっかけであった。推しもその作品とキャラクターは特に大事にしていて人生を変えた、恩人とまで表現している。推しはどの作品もキャラクターも平等に扱うがこの作品ともう1つの作品、キャラクターは特別だったのが純粋に嬉しく、推しがその作品から抜けた時は泣いたしそれでも差し入れをして作品に貢献していた時はこの人の作品愛を強く感じた。

 

推しのことが本当に大好きで仕方なかったし

そんな日々が楽しかった。でも、ある時期から推しを推すことに疲れを感じるようになった。

私は周りからみるといわゆるガッツと呼ばれるタイプのオタクだったらしい。自分では全く思っていなかったが、私の推しは周りからみても忙しい。だから入れる時に全通して基本は半分入るくらいの私でもガッツだと見えたんだと思う。

 

最初にも書いたが推しは売れっ子で人気だ。そして最近流行りの2.5次元舞台を主に活躍している。2.5次元俳優といえばで必ず名前があがるほど。

 

最近は声優等もやりだしてマルチに活躍しているし原作が人気な作品の人気キャラを演じることもよくある。また、言い方は申し訳ないが原作では人気がないキャラクターを演じても推しが演じているというだけで舞台のそのキャラクターは人気になることだってあった。推そう、必然的に推しのファンはこの1.2年で大きく増えた。

 

推しも自分の人気をわかっているような人だ。より自分を全面的に売り出すようにしてそれでいてファンに対しても優しく、丁寧。個人イベントのキャパも増やして、前から続いていたようにイベントの金額も相場より安く設定し、皆が来やすいように、楽しめるようなという工夫をして皆仲良くが推しが思うファン像である。そして、さり気なく「どこにいっても推しさんのファンの方たちはマナーがいいでねも褒められます。本当にありがとうございます」というようにマナーの話を出して、決してマナーが悪いだとかマイナスな言葉を使わずありがとうと感謝を述べることで推しのファンのマナー意識を強めていくことにも成功している。

 

しかし、最近推しのファンになった人達は違う。何が違うかというと、もちろん生放送も個人イベントも行く、でも観劇する作品は有名2.5だけ。推しが好きなんじゃなくて推しが演じて る〇〇くんが好き、のようなキャラクターと同一視してファンになる人がほとんどであった。そして推しの作品について知ろうとしない。推しが大切だと言っているあの作品、有名だから名前は知っているがみはしない。観ようとしない。2.5が悪い訳では無いがなんだろう、ライトなファンというか口が悪いが「知ったかぶりのにわかファン」、「茶の間のクソ新規」が非常に多くなったんだ。

 

別に私は同担は拒否でもなかったしちゃんとしたファンな同担は普通に好きだ。でも上記のようなファンが急増したせいで、現場でのストレスや人気な2.5舞台の先行の倍率は無駄に高い、トレーディンググッズも求推ししかいない、でもストレートや原作人気があまり無い舞台のチケットは余る、都内でやった安い夏休みのイベントのチケットも何故か完売しない、でもまた先行があるのような状態に精神的にも肉体的にもボロボロになっていた。

 

推しは悪くない。何も悪くないんだ。そしてこんな理由で推しを推すのをやめたくなかった。だって好きだから。あんな何も知らないファンに推しを観られるくらいなら自分が入るという気持ちだってあったし、何より推しを推すことがその時の生きがいだった。

 

推し以上に好きになる人なんて考えられなかった。推しがいなくなった時の自分なんて考えられないほどだった。推しが心の支えで日々生きていく理由でもあった。それ程重い思いを推しに抱いて推していた。